決壊の危険がある低堤防の解消を国に求めます

 

決壊の危険がある低堤防の解消を国に求めます

越水したJR鉄橋付近の土手

 2019年10月の台風19号(令和元年東日本台風)の際、川崎駅から多摩川を渡るJR鉄橋付近の堤防から多摩川の水が国道409号線に滝のように落下していたことをご存じでしょうか。
10月12日、多摩川の水量がピークだったのは22時30分頃ですが、ちょうど干潮時刻の22時28分と重なったため、被害は限定的でした。仮に満潮と重なっていれば、さらに多くの水が長期間堤防を越えることにより、堤防が決壊した可能性があります。
もし堤防が決壊すれば、川崎区と幸区のほぼ全域で浸水する可能性がありました。
この場所の堤防が決壊した場合30分以内に京急川崎駅や川崎駅東口バスロータリーなどが浸水、市役所付近も30分~2時間のうちに最大3mの浸水が想定されています。
多くの通勤客を運ぶ京浜東北線や東海道線の鉄橋の足元の堤防が決壊すれば、JRの運行も長期間困難となります。また民間企業と商業施設が集中し、災害復旧の中心にもなる市役所のある川崎駅前が水没すれば大変な事態になります。
これまで市長は大田区長と共同で一般的に「多摩川の堤防かさ上げを」と要望しただけで、JR京浜東北線ガード部分の堤防が狭く低くなっている問題の早期解決を求めたことはありません。議会でこの問題を質問されても「国土交通省から、令和4年度以降に築堤工事を行う予定、と聞いているというだけで、早期に国に対応を求める姿勢がありません。
来年の出水期までに工事が間に合わなければ、2019年と同等かそれ以上の台風による増水が起きた場合、決壊する可能性があります。
川崎民主市政の会は、一日も早くこの危険を取り除くため国土交通省と協議するよう川崎市に求めて参ります。

 

 

 

青い線に沿って滝のように水が落ち、この線まで水没した
土手が低い状況
3 決壊時の浸水想定
浸水到達想定時間