Read Article

第2回大和ハウス東京本社前宣伝行動 6月27日

<大和ハウス職員のチラシの受け取りがよかった!>

6月27日株主総会の日「住民の会」9人で第2回大和ハウス東京本社前宣伝行動を実施しました。

本社前の道路に、のぼり、横断幕、ポスターなどをはり巡らせて、チラシ配布開始。同時に、スピーカーを2台使って社長、職員に届け!とばかりに、3人で代わる代わるスピーチをしました。

日差しが強く暑かったのですが、チラシの受け取りは良く、大和ハウスの職員中心に91枚渡すことが出来ました。(前回は要望書を受付に渡すだけで、会うことはできず。)

1時間の宣伝の終了後に記念撮影して全員で本社玄関へ移動、玄関入口で大和ハウス工業株式会社東京工事部東京建築工事第1課次長杉山晃久氏と、主任の吉岡真社氏が待っていてくれて、直接持参した要望書を手渡しました。

その場で、西加瀬プロジェクトの計画変更と1月に川崎市の「あっせん」で確認している住民に丁寧な説明をする事、そのための説明会開催の要望を口頭で伝えました。杉山次長は、終止和やかに対応し、要望書の返事は7月一杯にするということでした。

 

私たちが、そびえ立つ大和ハウス東京本社に向かって、また、お昼休みで目の前を通り過ぎていく職員のみなさんに訴えた内容を以下に紹介します。

<大和ハウス本社前での訴え>

住宅地のど真ん中に巨大物流倉庫を建てることは 住民として認めることはできません。今現場は解体中でしかも解体は半年伸びて10月までかかり、まだ建築許可申請も出せない段階です。

今の時点で立ち止まって、巨大物流倉庫の建設は止めて欲しいのです。大和ハウスは日本を代表する住宅メーカーですから、住民の喜べるものを造って欲しいのです。

私たち住民は、三菱ふそう跡地には市民ミュージアムや緑豊かな憩いの場を造ることを求める陳情署名を3540筆集めて、6月4日に川崎市議会に提出しています。

陳情項目では、三菱ふそう跡地を川崎市が買い上げるか、借り上げることを求めています。大和ハウスさん、川崎市と土地の売却を含め西加瀬プロジェクトの再検討を行ってください。

国立市では 積水ハウスが 出来上がったマンションを富士山が見えなくなる、という理由で取り壊しが決まりました。勇気ある決断です。西加瀬も同じです。同じ日本有数の住宅メーカーである大和ハウスならできます。

片側1車線の狭い生活道路の前に巨大な壁が出現し景観は失われます。1日24時間 1350台休みなしに大型車含む車が出入りし、騒音振動で眠れなくなります。一辺が230m高さが50m もある巨大な物流倉庫は要りません。住宅密集地に計画するのは日本初のことと大和ハウスの社員が言っていましたが、西加瀬に建設されたら全国どこにでも土地が空いたら造ることになるでしょう。西加瀬の住民の問題だけではないのです。川崎にも、臨海部の埋め立て地とか土地は十分にあります。移転も検討し、儲けのために住民の静かな生活を壊さないで欲しい!大和ハウスでお仕事をされている皆さんからも意見を是非上げて欲しい!

 

<最後に>

今回の本社前行動では、前回よりも手ごたえを感じました。3回目も計画します。

6月4日に議会陳情をして以後も、署名活動は継続して進めて、現在、署名は3861筆になりました。今後も積み増しし、粘り強く頑張りたいと思います。読者のみなさんのご協力お願いします。

巨大物流倉庫を考える住民の会 広瀬 千尋

Return Top