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学校給食を無料に

ゆきとどいた教育をすすめる川崎市民の会の市古です。2つの報告と訴えをします。

9月10日

 

第1は、学校給食費の無料化の早期実現です・

  ゆきとどいた教育をすすめる川崎市民の会は、全国で広がっている学校給食費無料(無償)化を川崎市も実施することを求めて、今年の4月から8月まで市内の各地で賛同の署名を集めました。

 署名は、会の目標とした1万筆を超え、1万145筆になり、4日に、川崎市議会に提出し、受理されました。短期間でこれだけの賛同が得られたのは、学校給食費の無料化が子育て世帯はもちろん、幅広い市民の強い願いだからです。請願提出のために、市議会の各会派をまわりました。自民、公明は、方向は賛同するが、54億円の財源をつくるのは難しい。国がやるべきだ。と逃げの一手でした。一方で、JFE跡地に、2050年までに2050億円を出資することを指摘し、財源はあると指摘すると、「あれは、川崎市民のためになる」というのです。この間のみなさまのご協力に感謝するとともに、請願の採択に向けてのご一緒に取り組みをすすめていきましょう。

 

  第2は、教員不足の解消です。

「教員不足の解消で子どもたちが安心して学べることを求める請願」の審議が、8月30日に市議会文教委員会で行われました。

この請願は、昨年12月15日に11447名の賛同を得て提出したのに、議会局のミスで審議未了廃案となりました。しかし、私たちは「廃案は認められない」と6月に再提出し、8月30日にやっと審議の俎上にのせることができました。

そして、「採択」にはならなかったものの、解決方向を引き続き検討していくことで「継続審議」となりました。これは、大きな一歩です。

 

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