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④環境、公園、緑保全、多摩川

 

1 二酸化炭素ゼロの取り組みを市民にも企業にも明確な削減量で示し、最大限の努力を求める

今年 2 月の市政だよりで、 川崎市は政令市で最も二酸化炭素を排出している街であることがわかりました。 記事では、川崎は、2259万トン、2位の横浜市は、1821万トンを大きく引き離し、川崎市は,残念ながら断トツのワースト1です。 気候変動対策での川崎市の責任は重大です。 そして、 気候変動問題は、未来への責任としても最大かつ緊急課題だと思います。
ところが、今回の素案では、4年間にどこまで減らすのか、読んでもあきらかになりません。素案281ページで2013年度比13%削減としていますが、これでは、よくわかりません。2025年での排出量と、2259万トンからの排出削減量は何トンですか。
私は、 市民説明会の事前質問で、 割合でなく実際量を知りたいと伝え、 また、 市民説明会でもきちんと質問したのに、削減量の数値目標は答えてもらえませんでした。なんのための事前質問であり、また、市民説明会なのか、疑問です。
川崎市の今回の総合計画提案は、30年後(2050年)を見すえての提案をしています。そして、二酸化炭素については、2050年排出量ゼロが目標です。とすれば、2025年、2030年、2040年の排出量を明らかにして、それを検証していくべきです。市民にも企業にも、明確な数値を示し、そこにむかって、全市をあげて、産業界も市民も努力すべきだと思います。

2 地球温暖化対策、CO2排出量の削減目標を企業に求めるべき

地球温暖化対策は国際的な喫緊の課題となっており、各国が積極的な数値目標を掲げてこれに応えようと努力しています。
川崎市も環境局が「川崎市地球温暖化対策推進基本計画」案で、温室効果ガス排出量を「2050年までに実質ゼロを目指す」「2030年度までに2013年度比で50%削減する」という目標が示されました。
この計画を実現するためには、川崎市がどのようにこれを実現するのかの具体策がなければ掛け声だけに終わり、 国際的な取り組みに水を差すことになりかねません。
川崎市は政令市最大のCO2排出地域であり、 そのCO2排出量の75%を臨海部の産業が占めています。 こうした事実を踏まえるなら、川崎市が臨海産業を構成する各企業に対し、市の目標に見合ったCO2削減目標を提起し、 各企業から削減計画を提出させ、 その確実な実行状況を定期に報告させることがなければ実現は不可能です。
政令市最大のC O2排出のしとして、 全国の模範となるような温暖化対策の実効性のある計画を総合計画で示してください。

3 地域住民としての「等々力緑地の民間活用での整備」への疑問と提案

何十年もかかり立派に成長した木々がこの先、無くなってしまうと思うと悲しい限りです。周囲の町の開発に見合う公園作りと取れますが、今後人口も減る世の中、壊すと取り戻せない自然に大々的に手を入れる事でどんな事が待ち受けているのか、 私達年寄りは心配でしか有りません。
賛成の部分はフロンターレの使用する競技場の建て替えと現在の下水道施設の十年以上に渡る工事が終了後にテニスコートとなる事くらいですが条件付きです。 古い建物のままのいこいの家の撤去や公園管理をする事務所の設置も無く、ましてや業者委託の公園管理には呆れています。現在のずさんな公園の管理、これから立派な公園にするからなのでしょうか。
大きな施設が出来る度に無くなったもの、 大きな木々に四季折々に野鳥がやって来ていた蓮の花が綺麗だった蓮池、ボロボロのまま修理される事も無く周囲で一休み出来た噴水、 子供達の歓声が聞けた室外のプール、どれもが立派な施設へと生まれ変わる為に無くなりました。 競技場横の池も桜満開時の賑わう桜の園、 どちらも狭くなるパース図にも落胆しています。
バスのある施設や道、そして広場を見る限り、8年後(完成予定)の緑地は緑地ではなくなってしまうのでは等と心配しています。 この地に住む者の生活道路、 どこなのかと探してしまい、 見つけることがいまだに出来ていません。 全てに良くとはとても難しい事です、スポーツ公園を目指すにも子供年寄り動物達はオマケのような公園はいただけません。
1. 泥んこになって遊べる広場
2. 大きな木の木陰で一休みしながら動物同伴でお茶出来るカフェ、
地場野菜のマルシェやキッチンカー
4. 今は困りものになっているスケボー広場は周囲に住宅の無い所へ
5. 室内プールよりも夏場利用だけでは採算が合わないと決めつけずに子供達に僅かな利用料で入れるプー
ルを作ってあげて欲しいです。
毎日、散歩で歩き綺麗になるのは歓迎しつつも、綺麗イコール自然破壊は困ります。一度にあれもこれもはせずにぜひ優先順位を付けて整備して行き、 途中で計画変更もあっていいのではないでしょうか。 どうぞ整備に携わる方々は現地の状況を何度も歩いて、 写真や絵とは違うものを肌で感じて欲しいです。
この大きな計画実行の為、今はどうでもイイ? そんな現在の緑地をどれだけの方々が分かっているのでしょうか。
この地は水没危険区域です。に願います。
市民ミュージアムのようにならない為にも地元民の暮らしを守れる施設づくりを大切に

4 児童公園を増設する

川崎市の公園面積は政令市のワースト2位。中原区ではさらに大幅に下回ります。
前期の緑の基本計画は54ha増加させる目標でしたが、 逆に2.6ha減少していると報告されています。 総合計画ではこの減少を取り戻し、さらに大幅な増加目標を立てるべきだはないでしょうか。日本も批准している「子どもの権利条約」でうたわれている、 子どもの育つ権利、 心身ともに健康に成長できる環境が整備され、保障される権利です。国際社会に恥じない先進都市を目指し、すべての子どもに園庭のある保育園を提供してください。すべての子どもにいつでも自由に遊べる公園を提供してください

 

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