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現川崎市長が高齢者施設に対し、入院を制限する協力依頼の通知

 

現川崎市長が高齢者施設に対し、コロナ感染が拡大する1月、入院を制限する協力依頼の通知を出していたことが判明しました(日本共産党 片柳すすむ市議ブログ、東京新聞より)。

救急車も呼べない?入院もできない?という不安

コロナ感染が判明しても救急要請は出さずに施設にとどめたまま、療養を続けてほしいというものです。救急車要請は重症化・急変に限る、と、クギを刺すような指示もありました。
また入院調整依頼は「呼吸状態の著しい悪化、意識の低下、24時間以上水分と食事がとれない状態」になってから。その連絡については夜間・土日祝を除いて平日の日中のみの受付と案内しています(市の周知文書「別紙」より)。
これでは急変が心配される高齢者の不安に背を向けるようなものです。市長はこれが「命を優先」と説明しましたが、誰が誰の命を優先しているというものなのでしょうか?市長はご自身の家族がこんな状況だとして「仕方ない」と納得できるのでしょうか

「命を最優先に」と言うのなら

市民一人ひとりの命を優先であるのなら、県が用意した療養施設1か所のみでなく、早急に市も準備してほしい。不安の中にいる市民をフォローできる保健所職員を手厚くする手立てを準備してほしい。
他自治体では隔離療養中の市民の買い物サポートなど、感染したときに「回復までを市も支えてくれる」という、少しでも安心感につながる施策があります。川崎市でも市民に発信できないものでしょうか。

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