Read Article

小杉駅周辺の再開発「まちづくり?」調査報告 2021320

川崎民主市政をつくる中原区の会は、再開発の現場を歩き、市民のためのまちづくりを考える調査活動を行いました。
超高層マンションが密集する武蔵小杉に、新たな大規模開発を川崎市がねらっています。
いつまでも住み続けたい小杉の町に!緑の公園や、住民が安心して集える「いこいの場」を!
「川崎市は、住民の声を聞かず。武蔵小杉の新たな再開発を進めている。」 「北口駅前や、川崎市総合自治会館跡地はどうなるの?」「新しくできた総合自治会館や小杉こども文化センターはとても不便だ」「できたのは飲食店ばかり。子どもの遊べる公園を作って!」などなど、たくさんの市民の意見が聞こえます。
川崎市の福田市長は、臨海部の不要不急の大規模開発に、市民の税金を使い放題(2021年度予算で約100億円)です。
一方、内陸部では、民間大資本による超高層ビル建設を中心に再開発を進め、風害、日影、内水氾濫など深刻な住環境の悪化を引き起こしています。その典型が、武蔵小杉の再開発です。
今回の調査では、大事な公共施設だった総合自治会館の建物はまだ残っていました。この施設の周りは、二ヶ領用水沿いに広場や散歩道もある数少ない住民のいこいの場でした。まだ充分に使える建物を壊し、民間業者に20年間、市の土地を貸しだし使わせる協定を、川崎市は2月に締結してしまいました。
「にぎわい創出」という美辞で、市民の声を無視し、町を金もうけの場に変えようとしているのは明らか!です。
市民に寄りそう、やさしい市政への転換が必要です。(市古)

 

Return Top