〈川崎市は、料金の値上げを検討している。〉
川崎市上下水道局は、上下水 道の料金のあり方について検討 してほしいと、昨年5月川崎市上下水道経営審議委員会に審議を ’依頼する「諮問」を行いました。
経営審議委員会は今年半ばまでに結論を出すため、 部会を作り、すでに数回の会議を開催しています。
この経営審議委員会の結論(答申)を受け、約半年間で市としての方針を検討し、料金を改定する場合には、来年3月以降に条例案が提案されますが、審議委員会の資料は、ほぼ値上げが前提となっています。いま、異常な物価高、上がらない賃金や年金で生活は大変です。こんな時に命の水の料金まで上がったらもう暮らしていけません。
〈市民の声で健全な上下水道事業に!〉
私たち「かわさきの 安全でおいしい水道水を守る会」は、15年以上 前から、生田浄水場の廃止に反対し、復活を求めて運動を続けてきました。川崎市は自己水源と市が所有する浄水場をしっかり維持運営していけば、もっと安くておいしい水道水を供給できます。財政運営も、市民の暮らしを守ることを 第一にすべきだと考えます。
実際に料金値上げの案が出てくるのは来年 なりますが、いま、経営審議委員会で議論しているときに、私たちの声を届けて、そもそも値上げにならないような答申を出してもらうことが'大事ではないかと考えました。そのための署名です。私たちの声を議会を通じて、上下水道局に届けましょう。(→署名用紙はこちら)
〈なぜ、今、値上げなのか。〉
川崎市の水道料金は、 基本料金と超過料金があり、超過料金は一般家庭に安く、大口利用者には高い単価となっています。(下水道使用料も仕組みは同じです。)
しかし、社会情勢が変わり、大口利用者の利用量が減っているので、このまま、一般家庭に安くしていると料金収入が減るため、一般家庭と大口利用者 の差を小さくし、一般家庭からの料金収入を多くする狙いがあります。
川崎市の上下水道料金は、消費税率のアッ プ以外、ここ数+年値上げしてきませんでした。それは一般家庭の負担を考慮してのことです。
上下水道は独立採算が前提のため、諸経費高騰の中、財政が悪化しているのは事実です。問題は、それを市民への料金改定でしのごうとしていることです。問題は、それを市民への料金負担でしのごうとしていることです。
水道事業では、神奈川県内広域水道企業団の受水費が財政を圧迫しています。これが今後さらに上がる可能性があり、この検討が必要です。また、上下水道事業は、一般会 計からの繰り入れができますが、それが少な すぎるという問題点があります。
町井弘明(かわさきの安全でおいしい水道水を守る会)