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⑥市民自治、区役所、人権・平和機施策

 

1 市民自治~市民が主体のまちづくりを進める

(意見)
市民自治とは、市民が主体で自分たちのまちのことを考えることを意味します。一方的に行政が描いたシナリオに市民を従わせるのは、市民自治ではありません。
行政と市民が)協働して川崎市をどのようなまちにするか、 そこから一緒に考えなければ協力し連携することはできません。川崎市は、市民の意見を聞いていると言えるでしょうか。
福田市長は、この度の選挙期間中、多くの団体の公開質問に答えませんでした。選挙期間は、それまでの市政について市民が評価するためにあるはずです。市民に対して真摯に答えない市政に、市民自治を本気ですすめる覚悟があるとは思えません。
川崎市が政策を策定するときのワークショップにしても、 アンケートやパブリックコメントにしても、 市民の意見を聞いて、 真剣に検討し市民の意見を反映することがあったでしょうか。 形式的な意見聴取で市民の意見を聞いたことにはなりません。 車座集会のように意見の聞きっぱなしではなく、 きちんと担当者と市民が向き合って、川崎市の今について、 そこから将来の展望について対等に政策を考える方法をとってください。 そうでなければ
本当の市民自治とは言えません。

2 誰もが生きがいをもてる市民自治地域つくりを進める

市民が気楽に集える場所がほしい。街中循環バスもほしい。

3 市民の利便性を口実に、デジタル化、オンライン化を進めない

素案では「デジタル化等の社会環境に対応した、利便性が高く、分かりやすい窓口サービスの提供や、マイナンバーカードの更なる普及促進や区役所等における各種手続きへの電子証明書の活用を進める」と記載しています。
(意見)利便性が高く分かりやすい窓口サービスの提供とは、デジタル化、オンライン化と言うことでしょうか。
区役所等庁舎の効率的・効果的な整備とは、 町中にある小さな出張所などの廃止や人員の削減のことでしょうか。デジタル化、オンライン化とは、様々な手続きを機械に向かって市民が行うことになります。
市民が自分でよくわからないシステムを使いこなすのに、どれほどの努力と困惑が伴うか、そういうことが市民の利便性の向上やわかりやすさからはほど遠いものです。
どうすれば市民の利便性向上になるのか、 それは市民が判断することです。 デジタル化、 オンライン化に伴い、 操作をサポートするシステムや人員配置も同時に配慮してください。 また、 実施しようとしているシステムを決定する前に、 市民を交えて検討してください。 市民とともに考え、 市民が利便性を認めたものでなければ、 実施するに値しません。
一方的にデジタル化、オンライン化がよいものだと決めつけたこの計画には、市民目線ではとても賛同できま
せん。

4 市民館に社会教育主事を配置する

川崎市自治条例をよく理解した社会教育主事を各市民館に置くこと。単なる講習受講した職員の配置ではなく、 社会教育主事の資格を有する人を置くこと。
市民館も、現状のような「貸し館」にするのではなく、市民が参加できるようにすること。

5 平和・人権学習の市民参加と民主的な運営を守る

平和・人権学習は、川崎の「宝」である平和都市宣言をした町なのだから、企画運営委員をちゃんと市民から募集し、民主的な運営をすること。
これまでにあった幸市民館は多摩市民館での平和・人権学習で野悪例を再び
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