Read Article

川崎にも九条の碑をつくろう 市民の活動がスタート

7月30日に「川崎に九条の碑をつくろう」スタート集会が、多摩市民館で開催され、100人余が参加しました。編集部に、この会の詳細を記事にした「多摩区革新懇ニュース8月号」が届きました。その中からジャーナリストの伊藤千尋さんの講演記録がありましたので、紹介をします。

 

<今なぜ「九条の碑」を建てるのか~急速に広がる市民運動~」伊藤千尋さんの講演要旨>

1     高市政権の軍備増強で日本が急速に戦前に戻ろうとしています。「抑止」論を根拠に、石垣島など南西諸島のミサイル基地強化が進んでいます。
中国の兵力は日本の8倍。戦争は負けると知りながら米国とたたかった歴史を繰り返す自殺行為です。今やるべきは、戦争への道でなく、平和の構築です。
2     昔は「力が正義」の世界でした。しかし、1928年のパリ不戦条約で戦争が違法化され1941年の大西洋憲章で領土不拡大が国際的正義の基本原則になりました。「戦争の否定」の100年になったのです。日本国憲法は、この流れを受け継ぐ誇るべき憲法です。そして、憲法9条は日本の宝、世界の宝であり、スペイン・カナリア諸島のテルデ市の広島・長崎公園には「9条記念碑」が原語で建立されています。
3     世界は今選挙より市民運動が政治を変える時代となりました。日本と韓国の市民運動が相互作用し、韓国では「ろうそく革命」で政権を倒しました。
アイスランドでは、「女性の休日」運動が実り、世界平和度指数やジェンダー平等指数で世界1位を続けています。ベルリンの壁の崩壊は、5人の若者の行動が発端でした。
社会の15%の人々がいっせいに目立つ行動をとれば、社会の流れは転換する。
4     「九条の碑」建立運動が急速に広がっています。「九条の碑」は、現在全国に87基。自衛隊基地の中の碑やさまざまなモニュメントの碑が建立されています。
最初に「九条の碑」が建ったのは、1985年の那覇市。当時の平良良松市長は、「憲法の初原の命を本土へさし向ける。」と沖縄から世界に平和を発信する建立者の思いを語りました。
「九条記念碑」の存在理由を「過去を記憶するのでなく、現在の社会を変え、将来に平和な世界を創るためだと訴えたのです。
 
<実行委員会からのよびかけ>

 実行委員会事務局の柴田昇さんが「各行政区で集会を開催し、「九条の碑」の建立基金への協力を求めていきましょう。」と呼びかけました。

  • スタート集会は、ユーチューブで視聴できます。
Return Top