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西加瀬巨大物流倉庫建設予定地に「謎の湖」出現

<巨大物流倉庫建設反対運動は続く> 

毎週日曜 16 時~17 時元住吉駅で署名宣伝行動して約3年になりました。飯田橋のダイワハウスの東京本社前宣伝も5回実施し、地域の住民集会は6回開きました。

「いま跡地の工事が止まっているけれど、どうなっているの?」とよく聞かれます。

私たちは昨年の夏、周辺住民を対象として巨大物流倉庫の計画に関する「生の声アンケート」を実施し、その声をもとに昨年9月ダイワハウスと話し合い、「住民要望に対する回答をしなければ工事に着手しない」という約束を得て、現在工事が停まっています。ダイワハウスの建設計画は大きく遅れています。大きな成果です。

<川崎市への取り組み>

2023年1月「計画の中止を求める」請願署名に3080筆、2024年8月「三菱ふそう跡地には、市民ミュージアムや緑豊かな公園広場を求める陳情」に4183筆が集まりました。

住宅地のど真ん中に巨大物流倉庫を建てて、24 時間周辺道路を巻き込んで倉庫を動かせば、子ども達を交通事故の危険に晒し、緊急車両も入れなくなります。

大和ハウスは日本を代表する住宅メーカーですから、市とよく相談して、公害をまき散らし住民の健康を犠牲にするような計画は止めて、喜べるものを造って欲しい、三菱ふそう跡地には市民ミュージアムや、都市型の防災空間として緑豊かな憩いの場を残して欲しい。川崎市もダイワハウスや議会とよく相談し今こそ市民本位の土地誘導に改めてほしい、溜めこんだ3300憶円の減債基金を今こそ活用してあの土地を買い上げることや、借り上げることを振り出しに戻って検討してほしい 

<大和ハウスへの取り組み>

相手はダイワハウスという超大企業です。財力も、法的な判断も住民交渉も万全で望んでいるかもしれません。それでも、土壌汚染、安全性、様々な面で問題があれば、調べて、今まで通り改善要求を行ってきました。すぐに成果がでることはないかもしれませんが、現にコロナで2年間工期が伸び、さらに、現地から出るコンクリートの受け入れ先がないということで半年間解体工事期間も伸びました。これからも何が起こるかわからない、「蟻が像を倒すかもしれない」とも思いました。

計画がこのまま伸びに伸びて、物流も、飽和状態になったら大和ハウスだから採算が取れないと思ったら、あっという間に撤退することはあるのではないでしょうか?

 

<公害紛争の調停にチャレンジ>

6回目の3/9住民集会では昭島市の田所弁護士さんをお招きして学習しました。

田所弁護士さんの学習会で、昭島市では、愛称「くじら調停団」を組織して東京都の公害紛争の調停を申請し、世論を喚起していました。西加瀬プロジェクトに当てはめて「神奈川県の調停」ができないか? 私達にも頼れる法律家のバックアップがどうしても欲しいと感じました。

 

<跡地に謎の水たまりが出現!?>

いま跡地では、大きな謎の水たまり(私たちは西加瀬湖と呼んでいます)ができて、水鳥が来て遊んでいます。全部で6カ所程有ります。最近はカエルも鳴いています。このまま、生物多様性の豊かな空間として再生されたならどんなに素晴らしいことでしょう!!

今後ともご支援ご協力お願いします。

 
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